インドネシアの森林浴で1万歩以上歩いて次の日筋肉痛になったなんそんです。
ゲストハウスで仲良くなった、日本語は喋れない日本とインドネシアのハーフのおっさんお兄さんに、「バンドンでオススメの公園を教えて欲しい」と聞いたら、このJuandaForestPark (ジュアンダフォレストパーク)を紹介されたので行って来ました。
バンドンは標高が高く、現地の人も集う避暑地でもある為、街中に公園が多々あります。その中でも今回行ったジュアンダ森林公園は規模が大きすぎて、散歩というよりトレッキングに近いレベルの運動量を発揮する広さでした。
「避暑地+森林浴=めっちゃ涼しい」の方程式として成り立つので、歩くこと自体は全然苦ではありません。
戦時中に日本軍が関わっている洞窟もあり、日本人には縁がある森林公園とも言える為、バンドンに来たら観光でもオススメできるスポットです。
公園内の散歩の様子とアクセス方法含めて紹介して行きたいと思います。
写真
入口ゲート
半円になった立派な入り口ゲートの右側でチケットを購入して、腕にリングを付けてもらい入場。
入場料金は記憶だと63,000Rp〜65,000Rp(約500円)ぐらいだったと思います。
場内マップもその時にもらえるので、マップをみながら進むもよし、なんとなく道なりに進んでみるもよしです。
休憩所
入り口ゲートから少し散策して徒歩5分ぐらいで休憩小屋を発見。現地の人もゆっくりとしており、お喋りをしたり、スマホみながら寝っ転がったり、子どもが遊んでいたりとゆる〜い空間があります。
入場して間もないのでまだ休憩する気は無かった為、ここは写真だけ撮ってスルーします。
Goa Jepang(洞窟)
洞窟についてインドネシア語で説明書きがあります。グーグル翻訳さんで訳してもらいましたので、看板の内容はコチラ。
日本の洞窟
日本占領下のタフラ
Tahura Ir。H. Juandaの日本の洞窟は、インドネシア全体に散在する数十の日本の洞窟の1つであり、一般的には1942-1945年に作られました。
日本占領時代、バンドンはジャワ島の3つの大事務所(文商)の本部でした。
バンドンはまた、捕虜、Koninklijke Nederlands Indische Leger / KNIL(オランダ領東インド)軍とその同盟軍、そして民間人のための最大の強制収容所です。
当時、日本はオランダ製の洞窟を利用する以外に、この地域にいくつかの洞窟を追加しました。
日本の洞窟は、戦時中の弾薬、兵logistics、無線通信を保管する目的で使用されました。
日本時代には、田浦地区は一般公開されていませんでした。
※GoaJepangの看板よりグーグル翻訳にて日本語訳
この洞窟は強制収容所であり、弾薬の保管庫でもあり、戦時でリアルに使われた事を想うと、日本人として色々と考えさせられる場所だと感じました。
看板の絵を見ると、日本軍に強制労働を強いられているような絵に見えますね。その点も踏まえて、洞窟を見てみましょう。
ここの洞窟は観光スポットになっているみたいで、洞窟の前にペンライトを持った人が何人か立っており「ライトはいらないか?」と絡んで来ます。
有料でペンライトの貸し出しと洞窟のガイドをやっているみたいですが、丁重にお断りし、私はライトを常に持っていたのでガイドなしでそそくさと洞窟の中へ。
洞窟の中は照明が一切なく、ビックリするぐらい真っ暗です。ペンライトなしでは結構マジで歩くの無理レベルな為、ライトは持って行くか有料で借りましょう。
真っ暗すぎて参考になるかわかりませんが、洞窟の中の様子を下の動画からどうぞ。(お化けが…)
…出ませんでしたが、コウモリの鳴き声がしたのでリアルビックリします。
この洞窟で日本語が飛び交っていた様子や、洞窟を掘った人の気持ちなど色々と考えてしまいますが、コウモリが鳴く度にビクッとして我に返る、という繰り返しで良い体験が出来ました。
洞窟の構造は基本的に格子状で単純ではありますが、洞窟内で曲がったりした場合は迷わないよう気をつけてくださいね。
散歩道の途中
洞窟からどんどん歩いて行くと、ポツンと休憩できそうな場所を発見!
ちょっと休憩しようかなぁ、座ろっ…折れそうで座るの怖ぇ〜…スルーしました。突然の雨にはちょうどいい屋根ですが、休憩には向いていないようです。
枯れた木がいい具合に2本倒れた場所があり、なんか雰囲気がよさげなのでパシャり。
他の人達もここで記念撮影していたので、撤収されていなければここで撮影会はいかがでしょ?
野生の猿に遭遇
なんかちょっと人が集まってザワついているなと思ったら野生の猿がいました。結構人には慣れているみたいで、すぐは逃げないようです。
お猿さんはいたずら好きなので、帽子やサングラスは取られないようバックの中に入れておきましょう。
出店
道中にちょこちょこ出店や売店らしき店があります。お腹が空いていなかった為、利用はしませんでしたが、景色も良くて気持ちいいだろうなと思います。
有料近道トンネル
途中で、人がたむろしている洞窟があり、ちょっと様子を見ることに。人の流れを観察すると、門番(?)みたいな人がライトを渡して、入る人はいくらかのお金を払っている様子でした。
「なんだよ、有料かよ」と、ケチって入らず先を進んだのですが、グルッと山道を越えたら同じように門番がいるトンネルがあった為、おそらくこのトンネルは近道になっていると思われます(違かったらスンマセン)。
回り道をした山道は、人が2人並んで歩けるぐらいの幅の道がグネグネと続くだけで、特に何もないです。
手を繋いで歩く若いカップルしか歩いておらず、ちょっと挨拶して追い抜いた後は、人がいなすぎて「山賊や動物に襲われたらどうしよう…」とかしょうもない事を考えながら歩いていました(笑。
値段次第では近道トンネルを使ってもいいかもしれませんね。
吊り橋
公園の中間地点ぐらいの吊り橋に到着しました。近道トンネルから約30分歩いた距離になります。
吊り橋の足元は木製でギシギシと音がなり、歩くたびに橋がユラユラと揺れる、なんとも安全性に乏しい橋です。
インディジョーンズの新作があるなら是非この吊り橋を撮影スポットに使っていただきたいレベルです(橋を渡る途中で穴が空き、片足だけ挟まるお決まりのシーン込みで)。
この吊り橋を渡って更に奥へ進むと滝があるっぽいのですが、さすがに疲れてしまったので、私はこの吊り橋で折り返すことにしました。
途中で追い抜いた若いカップルに再度出くわして「え?戻るんですか!?」的な顔をされたので、疲れちゃった的なジェスチャーをして笑顔でバイバイをして来た道を戻ることに。
内心ちょっと、もったいなかったかなぁと少し後悔しましたが、よくよく考えると、入り口のゲートからこの吊り橋までちょいちょい休憩を挟んで約1時間半はかかっていたので相当歩いています。
普段運動しない30オーバーにはなかなかに応えますね(汗。
ちなみに有料ですが、馬やバイクでの移動も出来るみたいなので、どうしても疲れちゃった場合は値段交渉して乗っちゃうのもありです。
アクセス
バンドン駅からだとバイクで約30〜40分ですが、車(タクシー)だと2車線から1車線になる狭い道路から混み合う場所がありますので、それ以上時間がかかる可能性があります。
私はGrabアプリでバイクタクシーを呼んで2ケツで行きましたので、渋滞の横をスイスイと進んでくれてスムーズに行くことができました。
ちなみに、Grabバイク料金は行きが25,000Rp(約200円)で帰りが29,000Rp(約230円)でしたよ。
Grabにてちょっとしたトラブルですが、行きも帰りも遠すぎるという理由から2〜3回キャンセルされました。
しかも帰りでは周辺に全然Grabバイクが無くて、捕まえることさえもなかなか出来ずにちょっと焦ったのを覚えています。
コツとしては、根気よく呼びましょう(笑。
ただ、あまりキャンセルをするとGrab運営側からペナルティを食らうとか何とか…その点は注意です。
Grabアプリのダウンロードがまだの人は下記からどうぞ〜。
Grab App
Grab.com無料posted withアプリーチ
まとめ
どんな場所? | 日本の歴史に触れる事ができ、大自然を満喫できる森林公園。 |
滞在時間 | 2〜6時間(どこまで進むかによる) |
入場料 | 63,000Rp〜65,000Rp(約500円) |
※2019/6/7 時点の情報なので、料金が変動する可能性があります。
公園の道のりはほとんど舗装されいて基本的には歩きやすいのですが、地味ぃ〜にアップダウンがあります。
結構足腰に負担がかかる為、歩きやすい格好で行き、出来ればペンライトと水分補給できるものを持参した方がいいです。
「滝まで歩いて行きました!」という強者の報告を楽しみにお待ちしております!
マイナスイオンたっぷりの森林浴を楽しんでください。道中、山賊に気をつけてね〜(※妄想です)。
ゆる〜く生きましょう!
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私も海外へ出発する前に発行した為、持っています。ご興味がある方はどうぞ。