海外で初めての湯船が温泉だったなんそんです。
安宿ばかり泊まっていたので、いつもチョロチョロのシャワーばかりでしたが、まさかのインドネシアで温泉に入れて湯船のありがたさが身にしみて癒された1日。
インドネシアは火山大国でもあり、必然と温泉が湧き、バンドン郊外にあるスバン県のCiater(チアトル)にSari Ater温泉公園があります。
ローカルバスを使って実際に行ってきた経験を踏まえ、アクセス方法と移動費も含めて、写真と共に説明して行きたいと思います。
施設内写真
天然温泉
施設入場料金65,000Rp(約500円)を支払い、少し下流ではあるが、自由に入れる天然温泉プールがあります。
大人から子どもまで、とにかく人が多くてちょっとした遊園地状態。
一部の大人と子どもは全身浸かって遊んでいましたが、ほとんどの大人達は足湯状態でズラッと座り、並んで喋っている人が多かったです。
あまりの人の多さに浸かることを躊躇しつつウロウロしていましたが、せっかく来たので全身浸かることをやっと決心して…。
「あ゛〜、マジ最高ぉ〜」…と無意識で出た、インドネシアで初の日本語でした。
地面は整備されておらず、ゴロゴロの石が敷き詰められているだけなので、歩くたびに不健康な体には酷い拷問である天然足つぼマッサージが付いてます。
ここには1人で行った為、これだけ人が多いと荷物の管理がめんどくさく、目の届く範囲の岩の上に置いてなんとかセキュリティを強化しました。今思えば、なにかと旅でも使える防水バックを買っとけば良かった…。
若干気になったのは衛生面です。大量の温泉が掛け流しなので、お湯は新鮮だと思いますが、お湯を抜いて清掃するという事ができない面、清掃はどうしているのだろう…という所ですね。
ちなみに私はアトピー性皮膚炎持ちですが、全身浸かっても特にカラダへの影響は全く何もありませんでしたけどね(ドヤっ
個室温泉
天然足つぼマッサージ付き温泉では落ち着いて入れなかったので、個室風呂へ入ることを決意。
施設入場ゲート入り口のすぐ近くに個室温泉への入り口があり、施設入場料とは別に55,000Rp(約430円)をその場で支払って入ります。
個室風呂へ行く途中に温泉プールもあり、人も若干少なく、ちょっとお金に余裕がありそうな人たちで賑わっていました。
温泉プールを横目にもっと奥まで進むと個室部屋っぽい小屋が並んでいるので、受付でバスタオルと石鹸を受け取り、部屋に案内をしてもらいます。
部屋の周りで流れている水も温泉なので湯気がたっており、ちょっと勿体ない気持ちになりますが、贅沢に温泉を味わっている気分にもなれます。
個室周りを散策
南国のような、ジャングルのような木々に囲まれて、かけ流している温泉水の音を聞きながらゆっくりとできる空間が用意されていました。
草木は綺麗に整えられており、ゴミひとつ落ちてませんでした。別途料金を払うだけあって、整備されてます。
個室使用料金に1ドリンクチケットも含まれてますので、温泉プールサイドの売店(?)でもらいましょう。
アクセス方法と移動費(行き)
移動方法
施設への行き方としては、タクシーを使うか、バスで行くか、ツアーに申し込むかの3パターンがありますが、ゲストハウスのスタッフの人に聞いて、バスでの行き方を教えてもらいました。
バスといってもミニバンみたいなものですが、ローカル感満載なので旅感でますよ。
ただ、人数が多い場合はタクシーを往復価格で交渉して割り勘する方がいいと思います。なぜなら、バスの場合はすぐに出発しませんし、多少は値段交渉が必要ですし、バス乗り継ぎなどで突然放置されるという事がないので、安心感があります。
ちなみに、Grabバイクなどは遠すぎて行ってくれません(遠すぎて採算が合わないと言われてキャンセルされました)。帰りは関しては、GrabバイクやGrabタクシーでは郊外すぎて捕まりませんのでご注意を。
その点も踏まえ、移動手段は旅のスタイルに合わせてチョイスしちゃってください。
バス停
広い空き地に車が何台か停まっている場所なので、最初はバス停かどうかパッと見は分かりません。
誰が運転手かわからないので、ひとまずミニバンの近くの人に声をかけて「チアトル ホットスプリング!」と連呼しつつ、桶でお湯をかけるようなジェスチャーとグーグルマップで地図を見せたら、なんとか場所は分かってくれました。
次に値段交渉です。
バス料金の仕組みとしては、人が集まれば集まるほど割り勘出来て安くなる仕組みらしく、最初はお客さんがいなかったので、「貸切で今すぐ出発してやるから350,000Rp(約2,800円)」と来た(笑。
「Rip off!!(リップオフ=ぼったくり)」
…と、留学で覚えたばかりの英語が無意識で言えたのを覚えています。
英語もほとんど通じないので、グーグル翻訳機能を使ってインドネシア語と日本語の通訳をしてもらうこと30分経過…。
お客さん来たやん!!
結局5人ほど集まり、50,000Rp(約390円)で行けることに(笑。
おそらくこれでもRip offの観光客価格だと思われるので、人数と時期次第では半額ぐらいでいけると思います。(もうめんどくさいので交渉をやめましたが…)
ゲストハウスのスタッフ曰く、途中で乗り換えだと言われていましたが、乗り換えもなく約1時間半で温泉施設手前のコンビニで降ろしてもらえました。
※運転手の人には念を押してでも行く場所を伝えておきましょう。
温泉施設手前のコンビニ
施設内のドリンクは高い為、ついでにコンビニで飲み物を買って行くことをオススメします。
施設の入り口は、まず道路をコンビニ側に渡って、そのまま真っ直ぐ進み、坂を降りて行きます。
ここで、バイタク野郎達が「どこに行くんだ?温泉か?なら乗ってけよ」と言ってきますが、もちろん有料です。徒歩約7分で歩ける距離なので、お風呂前の運動として歩いちゃいましょう。
入口手前のゲート
入り口っぽいところが見えて来るので、一番左を歩いて進むとすぐにチケット売り場があります。そこでチケットを購入しましょう。
入場チケット
クレジットカードサイズのプラチケットになります。
施設入場料金65,000Rp(約500円)で、そのうち15,000Rp(約120円)がデポジットになる為、帰る際はカードを返却してデポジット代を回収しましょう(私は返却し忘れて、今ここにカードがあります…)。
施設入口
チケット購入後は、徒歩20歩ぐらいの左側に入口があるので、カードを「ピッ」と機械にタッチして入場しちゃいましょう。
入場前に記念撮影でもどうでしょ?
帰り方と移動費(帰り)
温泉施設手前のコンビニまで戻る
まず行きで降ろしてもらった場所のコンビニまで戻ります。
バンドンに戻る方角の道路(温泉施設から坂を登って来て、右手にコンビニがある場合は左方向)に進むミニバスが来るまで待ちます。
時刻表なんてないので待つしかないのですが、私は不安で仕方なかった為、交通整理をしている人に「バンドンステーション!!」と連呼して、バスが来た時に止めてもらい無事に乗ることができました。
バスの乗り換えあり
レンバンという街で急に降ろされて、「バンドンステーション?」と言うと、降りてくれ的なジェスチャーと、あっちでバスを待て的なジェスチャーをされた為、仕方なし降車。
もしかしたら行きのバスでココ(レンバン)で乗り換えになる可能性があるのでは?と思いました。
ちなみに温泉施設前のコンビニからレンバンまで20,000Rp(約160円)。
意味不明な家電量販店前でバスを待つことになるが、いつ来るか分からない為、バスらしきものが来たら片っ端から手を挙げるといいです(笑。
またも中途半端な場所で…
またもや中途半端なところで降ろされましたが、もしかしたら私の伝え方が悪かったかもしれません(反省。
後からマップを見返すと、このまま道なりに大通りを進めばバンドン駅なので、おそらくこのバスにそのまま乗っていれば駅まで着いていた可能性は高いです。
ちなみに、バス乗り換え場所からここまでは10,000Rp(約80円)。
時刻は20時を回っていた為、方向感覚が分からず混乱し、すぐにGrabバイクを呼んでバンドン駅近くまで20,000Rp(約160円)。
行きより、帰りが大変でした…。明るいうちに帰りましょう(笑
まとめ
▼この表をスマホで見る場合、横にスクロールできます。
項 目 | 料 金 |
施設入場料金 | 65,000Rp(約500円) |
┗(内デポジット込み) | ┗(15,000Rp(約120円)) |
個室温泉部屋 | 55,000Rp(約430円) |
行きのバス(乗り換えなし) | 50,000Rp(約390円) |
帰りのバス(コンビニからレンバンまで) | 20,000Rp(約160円) |
帰りのバス(レンバンから中途半端な場所まで) | 10,000Rp(約80円) |
帰りのGrabバイク | 20,000Rp(約160円) |
※2019/6/5時点の情報な為、変動する可能性があります。
温泉は個室を使っても1,000円以内に収まり、交通費は往復で約800円ぐらいなので、丸一日遊んで癒されて2,000円以下で済みました。
正直、バスでの移動は時間と労力を使い大変ですが、私的にはとても満足した旅と思い出になりました。
もしかしたらバンドンのゲストハウスに当日帰れないかもしれないとまで覚悟しましたが、不安と旅のワクワク感が矛盾した感情としてMIXされ、アドレナリンが出っ放しの1日だったことは間違えありません。
ただ、温泉は1人で行くより、2人以上で行って、ワイワイ話しながらゆっくり浸かる方が楽しいかもしれないと思いました。
個室の温泉に1人で浸かって、この良さを誰とも共感できず、ちょっと寂しかったことも間違えありません(涙
バンドンの温泉に行く方法の1つとして、少しでも参考になれば幸いです。
ゆる〜く生きましょう!
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